PDF を保護
開くためのパスワードと操作権限の違い
PDFに開くためのパスワードと、印刷・コピー・編集の権限を設定します。閲覧を制限したい場合はユーザーパスワードも設定してください。権限だけを付けたPDFは、パスワードなしで開けます。
料金: 無料で利用できます。ファイルサイズと利用回数には上限があります。
PDFにパスワードを設定する手順
PDFを1つ選ぶ
PDFを選択、プレビューへのドロップ、またはアップロードの一覧から選びます。他のツールで作ったPDFも一覧に表示されます。1ジョブ1ファイル、上限200 MBで、既に暗号化されたPDFは入力できません。
所有者用パスワードを入力する
所有者のパスワードは唯一の必須項目です。後からすべての操作を許可するパスワードになるので、入力を確認して安全に保管します。
必要なら閲覧用パスワードを付ける
開く際にもパスワードを求めたい場合はユーザー パスワード (オプション)に入力します。誰でも開ける状態で印刷・コピー・編集だけを制限するなら、空欄にします。
暗号方式と権限を選ぶ
受信者が非常に古いソフトを使う場合を除き、AES・256 bitを選びます。PermissionsでRestrict all、Allow print、Allow allから操作権限を決めます。
保護したPDFを確認する
PDF を保護を押し、保護された PDF をダウンロードで保存します。送る前に受信者が使う閲覧ソフトで開き、指定したパスワードと操作制限を確認してください。
パスワード・暗号方式・権限の設定
設定には5つの入力項目があります。初期設定はAES、256 bit、Allow printです。
- 所有者のパスワード
- このパスワードで開くと、印刷・編集・保護解除を含むすべての権限が得られます。ユーザー用とは別の値にします。同じ値だと、開ける人全員が所有者権限を得るため、選んだ操作制限が効きません。
- ユーザー パスワード (オプション)
- 設定すると、閲覧ソフトがページを表示する前にパスワードを求め、正しいパスワードなしでは内容を復号できません。空欄なら誰でも開けて、操作権限の制限だけが適用されます。
- Encryption mode
- 初期値AESは現在一般的な暗号方式です。RC4は弱点が知られる古い方式で、古い閲覧ソフトとの互換性用です。受信者がAESのPDFを開けない場合に限って検討します。
- キーの長さ
- AESでは128 bit・256 bit、RC4では40 bit・128 bitを選べます。AESの256 bitからRC4へ切り替えると128 bitになります。AES 256 bitはAcrobat 9以降、AES 128 bitはAcrobat 7・8にも対応します。受信者のソフトで確認してください。40 bitは鍵を総当たりできる短さなので、長いパスワードでも避けます。
- Permissions
- Allow printは高品質の印刷を許可し、文字・画像のコピー、編集、注釈、フォーム入力、ページの組み替えを制限します。Restrict allは印刷も制限し、Allow allは操作を制限しません。閲覧用パスワードだけを付ける場合に使えます。フォーム入力は許可して編集は制限するなど、個別の組み合わせにはPDF権限設定を使います。
- パスワードに使う文字
- 古い閲覧ソフトとの互換性を優先するなら、アクセントのない英字、数字、一般的な記号を使います。先頭と末尾の空白は、暗号化の前に取り除きます。
暗号化と操作制限で守れる範囲
ユーザーパスワードは「開くためのパスワード」です。正しいパスワードなしではページの内容を復号できません。所有者パスワードはすべての操作を許可するもので、それ以外の人には選んだ権限が適用されます。
操作制限はPDFに保存される権限情報です。Adobe Acrobatなどは従いますが、無視する閲覧・編集ソフトもあり、開けるPDFから印刷やコピーができる場合があります。開くためのパスワードがないPDFの制限は、機密内容を守る暗号化の代わりにはなりません。
AESを選んでも、パスワードの選び方は大切です。12文字以上を目安に、他のアカウントと使い回さない値にします。PDFをメールで送るならパスワードは電話で伝えるなど、別の経路で共有します。
用途に合わせた設定例
特定の人だけに渡す機密文書
ユーザー用と所有者用に別のパスワードを設定し、AES・256 bit、Allow printまたはRestrict allを選びます。閲覧には正しいパスワードが必要です。
誰でも読める配布資料
ユーザーパスワードを空欄にし、Allow printを選びます。誰でも閲覧・印刷でき、権限に従うソフトではコピーと編集が制限されます。
機密表示を付けた下書き
先にPDF透かしでCONFIDENTIALなどの表示を付け、結果をアップロード一覧で選んで保護します。他の編集を終えた最後に保護すると、前の作業でパスワードを扱う必要がありません。
形式と利用範囲
- 入力形式
- PDF、1ジョブ1ファイル
- ファイルサイズ上限
- 200 MB
- 保護済みPDF
- 入力できません。閲覧用パスワードだけでなく、操作制限だけが付いたPDFも、先に既存の保護を解除します。
- 出力形式
- ページと内容を保ったPDF。PDF 1.7で保存します。
- 文書情報
- タイトルと作成者名は保持します。Producerはpdfcpuになり、作成日時と更新日時は処理時刻になります。
- 電子署名
- ファイルを書き直すため、既存の電子署名は無効になります。
- 処理
- 当サイトのサーバーでpdfcpuを使います。1ジョブの処理上限は15分です。
- 透かし
- 追加しません。
- 保存期間
- アップロードと結果はゲスト48時間、無料アカウント30日後に自動削除します。有料プランではより長く保存できます。
よくある質問
保護したのに、パスワードなしで開くのはなぜですか?
ユーザー パスワード (オプション)が空欄だと、操作制限だけが付きます。アップロード一覧で保護前の元PDFを選び、ユーザーパスワードを入力して作り直します。
PDFの保護に失敗するのはなぜですか?
壊れていない、暗号化されていないPDFを使います。普通に開けても印刷やコピーの制限があれば、既に保護されています。正しいパスワードでPDFロック解除を行い、その結果を保護します。破損したPDFは先に保存し直すか修復してください。
忘れたパスワードを復元できますか?
復元機能はありません。AESで開くためのパスワードを設定した内容は、正しいパスワードなしでは読めません。所有者パスワードが分かれば、PDFロック解除で保護を外せます。新しいパスワードを確認するまでは、保護前の元PDFを保管してください。
PDFとパスワードはサーバーへ送信されますか?
はい。暗号化を当サイトのサーバーで行うため、PDFと両方のパスワードをジョブとともに送信します。外部サービスは使いません。ファイルは記載の保存期間後に自動削除します。他の場所で使っていないパスワードを選んでください。
画質やファイルサイズは変わりますか?
パスワードを付けても文字・画像・フォントは再サンプリングしません。PDFを書き直して暗号化するため、容量は元の文書や構造によって変わり、固定量が増えるわけではありません。小さくしたい場合は保護前にPDF圧縮を試し、実際の結果を比べます。