PDF ポスター
PDFを複数の用紙に分けて印刷するには
PDFをポスターとして印刷するため、ページを指定した用紙に分割します。拡大率、用紙の向き、余白を決め、出力した印刷用ページを並べて貼り合わせます。
料金: 無料で利用できます。ファイルサイズと利用回数には上限があります。
PDFからポスターを作る手順
PDFを選ぶ
PDFを選択を押すか、プレビューにファイルをドロップします。アップロードにある以前のファイルも使えます。1回に処理するのは200 MB以下のPDF 1個で、他のPDFツールでも同じファイルを選べます。
プリンターの用紙を指定する
用紙サイズとOrientationは、完成したポスター全体ではなく、印刷する1枚の用紙を指定します。初期値はA4、Portrait(縦向き)です。
拡大率を決める
スケールはページの幅と高さの両方に掛ける倍率です。初期値の
2なら、縦向きA4の原稿は約420 × 594 mmのA2に近い大きさになり、縦向きA4 4枚に分かれます。この寸法は余白なしの場合です。必要に応じて余白とページを選ぶ
用紙の端まで印刷できない場合はマージン (ポイント)を入力します。ページ数 (オプション)に
1-3,5などのページ番号を指定し、空欄なら全ページを使います。作成してダウンロードする
ポスター タイルを作成を押し、完了後にポスター ZIP をダウンロードを押します。分割された印刷用ページを100%で印刷し、以下の順序で貼り合わせます。
用紙・倍率・余白の設定
- 用紙サイズ
- 1枚分の用紙は
A4(初期値、210 × 297 mm)、Letter(8.5 × 11 in)、Legal(8.5 × 14 in)、A3(297 × 420 mm)、A5(148 × 210 mm)から選べます。大きい用紙で継ぎ目を減らせる場合もありますが、端の細い部分だけでも追加の行や列が必要になるため、縦横の枚数を比べてください。 - Orientation
- 全用紙をPortrait(縦向き、初期値)かLandscape(横向き)にします。A2のページをスケール
1で印刷する例では、横向きA3なら2枚、縦向きA3なら4枚になります。 - スケール
- 範囲は
1〜10、初期値は2です。入力欄の矢印は0.1刻み、処理時は小数第2位まで使います。幅と高さがともに2倍なら面積は4倍、3倍なら9倍です。A2など大きなPDFを元の大きさで小さい用紙に分ける場合は1にします。用紙の幅と高さは、それぞれ拡大後のページ内に収まる必要があります。 - マージン (ポイント)
- 各用紙の絵柄の周囲に白い余白を付けます。72 pt = 1 in = 25.4 mmで、14 ptは約5 mmです。0 pt以上、矢印は0.5 pt刻み、処理時は小数第2位まで。空欄なら余白なしです。枚数は変わらず、余白の内側に収まるよう絵柄が縮みます。縦向きA4原稿を倍率2で縦向きA4に分け、50 ptを指定する例では、絵柄の縦横はそれぞれ約17%小さくなります。白い部分を切り取るための余白で、継ぎ目の絵柄を重複させる機能ではありません。
- ページ数 (オプション)
- 文書内のページ番号や
1-3,5のような範囲を指定します。空欄は全ページで、選んだ各ページから別々のポスターを作ります。別のPDFに切り替えると全ページに戻るため、必要な範囲を改めて指定してください。
印刷に必要な用紙の枚数
列数は拡大後の幅÷用紙幅を切り上げ、行数も高さから同様に見積もります。境界付近では丸めによって枚数が変わることがあり、余った部分は右端や下端の白い領域になります。以下の最初の6例は縦向きA4原稿、最後はA2原稿で、すべて余白なし。用紙寸法は整数のptで扱うため、mm表記は近似値です。
- 倍率2・A4縦向き
- 2列 × 2行 = 4枚。約420 × 594 mmでA2に近く、余る枠なし
- 倍率2・A4横向き
- 2列 × 3行 = 6枚。右端と下端に白い部分が残る
- 倍率2・A5縦向き
- 3列 × 3行 = 9枚
- 倍率2・A3縦向き
- 2列 × 2行 = 4枚。右端と下端に白い部分が残る
- 倍率3・A4縦向き
- 3列 × 3行 = 9枚。約630 × 891 mm
- 倍率4・A4縦向き
- 4列 × 4行 = 16枚。約840 × 1188 mmでA0に近い
- A2原稿・倍率1・A3横向き
- 1列 × 2行 = 2枚。原稿と同じ大きさ
ZIPの内容と印刷・組み立て
ZIPには、選んだ各ページにつき1個のPDFが入り、ファイル名に元のページ番号が付きます。各PDFの1ページ目は切断線付きの全体図です。用紙を並べた全体の大きさなので、組み立て用の見取り図として用紙に合わせて印刷するか、印刷対象から外します。
印刷用の各部分は2ページ目から、左上を起点に行ごとに並びます。2 × 2なら、2ページ目が左上、3ページ目が右上、4ページ目が左下、5ページ目が右下です。指定した用紙サイズと向きに従いますが、境界の丸めにより寸法が変わる場合があります。
各部分は倍率100%で印刷します。プリンターの印刷可能領域に合わせると絵柄の大きさが変わり、印刷できない端の絵柄は継ぎ目ごとに欠けることがあります。まず1枚で寸法と余白を確認してください。余白を付けた場合は接合する辺の白い部分を切り、裏からテープやのりで貼り合わせます。
形式と処理の範囲
- 入力形式
- 出力形式
- 選択ページごとに全体図と印刷用ページを収めたPDFをまとめたZIP
- ファイルサイズの上限
- 200 MB
- 1回の処理対象
- PDF 1個
- ポスターの大きさ
- 余白を付ける前の幅・高さを最大10倍に拡大。A4原稿なら約2100 × 2970 mmで、縦向きA4 100枚の例になる
- パスワード付きPDF
- 開く際にパスワードが必要なPDFは、パスワードを知っている場合にPDFのロック解除で解除してください。印刷や編集だけを制限するPDFは処理できます。
- 文書のプロパティ
- タイトルや著者などは分割後のPDFに引き継がれません。
- 処理場所
- 当サイトのサーバーでPDFライブラリpdfcpuを使用。1件の処理時間の上限は15分で、外部サービスやAIサービスは使いません。
- 透かし
- 追加しません。
- 保存期間
- アップロードと結果はゲストで48時間、無料アカウントで30日後に自動削除されます。有料プランではより長く保存できます。
よくある質問
用紙と倍率の組み合わせで作成できないのはなぜですか?
用紙の幅・高さが拡大後のページを超えると分割できません。縦向きA4を1.4倍にしてもA3には届かないため、例えばスケールを1.5に上げます。より小さい用紙サイズを選ぶか、Orientationを切り替える方法もあります。
大きなポスターPDFを元の大きさで普通の用紙に印刷できますか?
スケールを1にして、プリンターの用紙を指定します。A2原稿(約420 × 594 mm)なら縦向きA4 4枚、横向きA3 2枚の例になります。用紙の幅と高さが、それぞれ元のページ以下である必要があります。
拡大するとぼやけますか?
ページ全体を画像に変換せず、元の内容を使います。文字として描かれたテキストやベクター図形は、写真のような画素の粗さを生じさせずに拡大できます。写真やスキャンの細部は増えません。幅3000 pxの写真をA4いっぱいに配置した場合、倍率2の約420 mm幅では余白を付ける前で約180 ppiです。完成時の大きさと見る距離で確認してください。
ZIPの容量が元のPDFと近いのはなぜですか?
各出力PDFの中では、同じページ内容を使って部分ごとに表示するため、元の容量が用紙の枚数倍になるわけではありません。選ぶ元ページが増えるとZIP内のPDFも増えます。PDFの書き直しでも容量が変わり、最終的なサイズは内容と選択ページに依存します。
PDFの等分割や位置指定の切断とはどう違いますか?
このツールはページを拡大し、指定した用紙に分けます。PDFの等分割は拡大せず等しい部分に分け、PDFの位置指定切断は入力した位置で切ります。文書全体のページ寸法を変える場合はPDFのサイズ変更を使ってください。