ビート同期
音楽の拍に合わせて画角を変える
動画1本と音楽1曲から、拍に合わせて拡大・フェード・ズームするMP4を作ります。映像の順番や再生速度はそのままです。音の強さとカット間隔を調整して、画角の切り替わり方を選べます。
料金: 無料で利用できます。ファイルサイズと利用回数には上限があります。
動画と音楽を同期する手順
動画と曲を追加する
ファイルを選択またはドロップで、動画1本と音声1ファイルを追加します。同時に選べ、各200 MBまでです。他のツールで使った音声は音声内の音声を選択から選べます。動画または音声をアップロードでも追加できます。
拍の検出を確認する
ビートマップのBeat sensitivityを設定し、Analyze beatsで検出数と推定BPMを確認します。この操作を省いても、Sync to beatで自動解析します。
画角の変え方を選ぶ
ハード・フェード・ズームを選び、最小カット (s)で画角を切り替える最短間隔を指定します。
元の音声を残すか決める
元音声をミックスがオフなら音楽に置き換えます。声や環境音も残す場合はオンにします。
同期して保存する
Sync to beatを押すまでプレビューは元動画です。処理後に再生してダウンロードします。Continue editingでファイルと設定を保ち、別のスタイルを試せます。結果はアップロードにも保存されます。
拍ごとに変わるもの
映像を削除・並べ替えず、最初から最後まで通常速度で再生します。切り替え位置では、拡大した画角へ一気に移る、フェードする、ズーム方向を変える、のいずれかを行います。
音楽は音声ファイルの0:00から動画の終わりまで使います。曲が短いと残りは音楽なしです。結果の長さは動画と同じなので、短い作品にするなら先に動画の切り取りで調整してください。
自動解析はキック、スネア、コードの弾き始めなど、音の急な立ち上がりを探します。曲全体で最も強い音の約60 %に達するものが切り替え候補です。後半が強い曲の静かなイントロや、持続音・ゆっくりしたピアノでは切り替えが少なくなります。
ハードは最大12 %、フェードは最大10 %拡大し、端では片側が約1割切れる場合があります。ズームは中央を基準に最大12 %拡大します。顔、字幕、ロゴは端から離しておくと安心です。
設定の意味と初期値
- Beat sensitivity
- 感度1~100 %、初期値50 %、1 %刻み。高くすると弱い音も多く検出します。ただし約60 %の強度に届かない音は切り替えに使いません。変更すると前回の解析結果を消します。
- Analyze beats
- 検出した拍の数と推定テンポを表示します。数には曲全体の弱い音も含まれるため、実際の切り替え回数は少なくなります。解析中はAnalyzing beatsと表示されます。
- BPM
- 20~300、初期値120、1 BPM刻み。解析値は60~200 BPMに収められ、数えたテンポの半分・倍になる場合があります。スライダーを動かすと手動の等間隔に切り替わり、動画先頭から60 ÷ BPM秒ごと(120なら0.5秒)に候補を作ります。最小カットも適用され、動画内に強い拍がない場合もこの間隔を使います。
- ハード
- 初期設定です。4 %・10 %・6 %・12 %の拡大を繰り返し、中央・左・右下・右上へ画角を切り替えます。
- フェード
- 同じ4方向で3~10 %の控えめな拡大を行い、短いクロスフェードで画角をつなぎます。
- ズーム
- 区間ごとに中央へ最大12 %まで滑らかに拡大し、次の区間で戻ります。音楽に合わせた伸縮になります。
- 最小カット (s)
- 0.05~10秒、初期値0.5秒、0.05秒刻み。前の切り替えから近すぎる拍を省きます。1拍は60 ÷ BPM秒。検出時刻には小さな揺れがあるため、毎拍なら1拍より約10 %短く、2拍ごとなら2拍より約10 %短くするのが目安です。
- トランジション (s)
- フェード時のみ表示。0~2秒、初期値0.1秒、0.05秒刻みです。短いほうの隣接区間の45 %が上限なので、0.5秒間隔では最長0.225秒になります。0ならフェードなしで、控えめな画角へ切り替えます。
- 元音声をミックス
- 初期値はオフ。オンでは元動画の声などを音楽より約5 dB小さく重ね、音楽の音量は保ちます。元動画に音声がある場合に適用します。
45秒の動画と128 BPMの曲の例
1拍は60 ÷ 128 ≈ 0.47秒です。毎拍に明瞭な音がある場合、初期値の最小カット0.5秒では次の拍を飛ばし、およそ2拍ごと、約0.94秒間隔になります。45秒で約48区間です。
最小カット0.4秒なら毎拍で約96区間を求めますが、上限60区間になるよう切り替え位置を均等に間引きます。拍に合っていても、不規則に拍が飛びます。128 BPMで毎拍を使うなら60 × 0.47 ≈ 28秒未満の動画が目安です。
対応形式と処理上限
- 動画入力
- MP4・MOV・MKV・WebM・AVI・M4V・MPEG/MPG・OGV
- 音楽入力
- MP3・WAV・AAC・M4A・OGG・Opus・FLAC・WebM音声
- 出力
- MP4:H.264とAAC 192 kbpsステレオ。元動画名に_beat_syncを追加。
- 解像度・フレームレート
- 元のpx寸法(奇数は偶数に切り下げ)、最大60 fps。縦向き動画は向きと比率を保ちます。
- 出力の長さ
- 動画と同じ
- 容量上限
- 各ファイル200 MB
- 1回の処理
- 動画1本と音声1ファイル
- 区間数
- 最大60
- 処理
- サーバーのFFmpegで常に再エンコード。最大15分。
- 透かし
- なし
- メタデータ
- 元動画のタイトル・位置情報(GPS)タグを引き継ぎます。
- 保存期間
- 入力と結果はゲスト48時間、無料アカウント30日で自動削除。有料プランは延長可能。
ビート同期についての質問
すべての拍で切り替わらないのはなぜですか?
最強の音の約60 %未満の拍、最小カットより近い拍は省きます。さらに最大60区間になるよう間引きます。最小カットを短くするか動画を短くすると、切り替えを増やせます。
曲の途中から使えますか?
このツールでは0:00から始まるため、音声を先に切ります。音声の分割でクリップ長で分割を選び、クリップ長を開始したい秒数にすると、ZIPの2番目がそこから始まります。各部分も同じ長さなので、動画全体を覆うには開始秒数が動画長以上必要です。例えば45秒動画なら1:00からの60秒部分を使えます。
別の動画の音声を音楽にできますか?
音声を選択の一覧には音声ファイルだけが並びます。MP4ならMP4からMP3への変換で音声を取り出し、そのMP3を選んでください。
映像と音声のずれを直せますか?
音声を前後にずらす機能はありません。元音声をミックスする場合も元のタイミングを保ちます。
画質は変わりますか?
H.264のCRF 22で再エンコードし、最大12 %の拡大も行うため、細部がぼやける場合があります。共有用に圧縮済みの動画より、手元の良い元データを使ってください。
音楽をAIサービスへ送りますか?
外部サービスには送りません。拍は音声信号の解析で検出し、解析も動画作成も自社サーバーで行います。