PDF をカット
PDFページ内の好きな位置で切り分ける
PDFページの途中に切り分ける位置を指定し、本の見開きや、まとめてスキャンした伝票を別々のページにします。処理した元ページごとに、位置を確認する一覧と各部分を収めたPDFを作り、ZIPでダウンロードできます。
料金: 無料で利用できます。ファイルサイズと利用回数には上限があります。
PDFを切り分ける手順
PDFを1つ選ぶ
PDFを選択から開くか、プレビューにファイルをドロップします。他のツールで使ったPDFはアップロードから選べます。上限は200 MBです。
プレビューで切る位置を決める
ページをめくり、ページ全体に対する割合で位置を考えます。
0.5は中央、0.25は端から4分の1です。横の線は上端から、縦の線は左端から測ります。切り分ける位置を入力する
水平方向のカット、垂直カットの一方または両方に小数を入力します。複数の位置はスペースかカンマで区切ります。少なくとも一方の入力が必要です。
対象ページと余白を必要に応じて指定する
一部だけ処理する場合はページ数 (オプション)にページ番号を、白い縁を付ける場合はマージン (ポイント)に余白を入力します。どちらも空欄で構いません。
カットしてZIPを保存する
PDF をカットを押します。処理後にカット ZIP をダウンロードを押すと、処理した元ページごとに1つのPDFを収めたZIPを保存できます。
位置・余白・対象ページの指定
- 水平方向のカット
- 初期値は空欄です。上端からの位置を、0より大きく1より小さい小数で指定します。
0.5で上下半分、0.3333 0.6667でほぼ同じ高さの3段になります。入力順は問いませんが、同じ位置は1回だけ入力します。位置の個数に固定の上限はありません。 - 垂直カット
- 初期値は空欄です。左端からの位置を同じ形式で指定します。見開きのスキャンなら
0.5で左右に分けられます。部分の数は「横の切断位置数+1」×「縦の切断位置数+1」です。両方に0.5を入れると4分割になります。 - マージン (ポイント)
- 初期値は空欄で、縁は付きません。0 pt以上を指定でき、数値欄の増減は0.5 pt刻み、固定の上限はありません。1 ptは1/72インチ、約0.35 mmです。各部分の内側に白い縁を作り、その分だけ内容を縮小します。幅842 ptのページを横方向だけで分ける場合、
20ptで内容は約95%になります。プリンターに合う小さな余白を選び、まず1枚印刷して確認してください。 - ページ数 (オプション)
- ページの枚数ではなく、
1-3,5のように番号や範囲を入力します。空欄なら全ページを処理します。番号は正の整数、範囲は2-4のように開始と終了を昇順で指定します。選ばなかったページはZIPに入りません。逆順の範囲、5-のような片端だけの範囲、総ページ数を超える番号は使えません。
ZIP内のPDFとページサイズ
元のページ番号に対応する名前のPDFが、処理したページごとに1つ入ります。各PDFの先頭は、元ページに赤い破線で切断位置を示した一覧です。その後に各部分が左から右、上から下の順で続きます。左上の部分は必ず2ページ目です。
各部分は切り取った領域と同じサイズのページになります。US Letter(612×792 pt)で横0.5、縦0.25 0.5を指定すると、各段は153×396 pt、153×396 pt、306×396 ptの3枚。2段の6枚に一覧を加えて7ページです。位置は割合なので別の用紙サイズにも使えます。A4横(842×595 pt)なら、各段は210.5×297.5 pt、210.5×297.5 pt、421×297.5 ptになります。
各部分は元ページの画像やフォントを共有するため、4分割しても埋め込み画像を4つ複製するわけではありません。ZIPの容量は内容、圧縮状態、選択ページ数によって変わります。コメントやフォーム欄などの対話的な注釈は、出力PDFに引き継がれません。
用途に合わせて切り分け方を選ぶ
本の見開きを左右に分ける
2ページを1枚にスキャンしたPDFなら、垂直カットの0.5で、左右をそれぞれ別のページにできます。
一緒にスキャンした伝票を分ける
レシート、チケット、カードの間に水平方向のカットを入れます。例えば0.34 0.68なら3段に分かれ、各部分が独立したページになります。
同じ大きさに等分する
すべて同じサイズに分けるなら、PDF N-downで1ページ当たりの分割数を指定できます。
拡大して複数枚に印刷する
選んだ用紙サイズに合わせて拡大し、複数枚で印刷する用途にはPDFポスターを使います。カットでは各部分の元の大きさを保ちます。
全ページの同じ領域だけ残す
端を除いたり、各ページの同じ領域を1つのPDFにまとめたりする場合は、PDFトリミングが適しています。
形式と利用条件
- 入力形式
- 出力形式
- 処理した元ページごとに1つのPDFを収めたZIP。各PDFは一覧ページと各部分のページで構成
- ファイルサイズ上限
- 200 MB
- 1回の処理
- PDF 1つ
- 1ページの分割数
- (横の切断位置数+1)×(縦の切断位置数+1)
- パスワード付きPDF
- 開く際にパスワードが必要なPDFは、先にPDFロック解除で解除します。編集や印刷だけが制限されたPDFはカットできます。
- 文書のプロパティ
- 出力は新しいPDFで、タイトルなどの文書プロパティは引き継がれません。
- 処理場所
- サーバー上でpdfcpuを使用。1ジョブの実行上限は15分です。
- 透かし
- 追加しません。
- 保存期間
- アップロードと結果は、ゲストなら48時間、無料アカウントなら30日後に自動削除。有料プランではより長く保存できます。
よくある質問
PDFページの一部分だけを取り出すには?
必要な部分の両側に切断位置を指定します。例えば水平方向のカットの0.2 0.6なら、ページの高さの20〜60%に当たる帯が1つのページになります。全ページの同じ領域を1つのPDFに残したい場合は、トリミングを使います。
各PDFの最初に元ページ全体があるのはなぜ?
赤い破線で位置を確認するための一覧です。文字や図の途中を切っていないか確かめられます。分割したページは2ページ目から始まるので、一覧が不要なら読み飛ばすか削除してください。
カットすると画質は落ちますか?
ページを画像化したり、埋め込み画像を再圧縮したりしません。元の文字、ベクター図形、画像の画素を各部分で再利用します。余白を付けると白い縁の分だけ内容は縮小します。実際に印刷するサイズで確認してください。
各部分の外側にある内容はファイルから消えますか?
消えません。表示領域を限定するだけで、外側の内容もPDF内に残り、PDFエディターで再表示できます。機密情報を削除する目的では使わないでください。
「must use fractions between 0 and 1」と表示されるのは?
切断位置は、個数・ピクセル数・パーセントではなくページ全体に対する小数で指定します。25%や1/4ではなく0.25と入力します。0と1はページの端なので、切断位置には指定できません。