PDF N-down
大きなPDFのページを等分して印刷するには
PDFの各ページを、指定した数の等しい部分に分けます。大きな図面を小さい用紙に印刷したい場合などに使えます。選んだページごとのPDFをZIPでダウンロードできます。
料金: 無料で利用できます。ファイルサイズと利用回数には上限があります。
PDFのページを等分する手順
PDFを選ぶ
プレビューにPDFをドロップするか、PDFを選択を押します。1回に処理するのは200 MB以下のファイル1個です。他のPDFツールで使ったファイルもアップロードから選べます。
分割数を選ぶ
Tiles per pageで
2、3、4、8、9、12、16から選びます。初期値の2では各ページを半分ずつに分けます。印刷用の余白を設定する
マージン (ポイント)に数値を入れると各部分に白い余白を付けます。空欄なら余白なしで、各部分の絵柄が端でつながります。
対象ページを指定する
ページ数 (オプション)に
1-3,5などを入力します。空欄なら文書の全ページを分割します。作成して保存する
N-down タイルの作成を押し、完了後にタイル ZIP をダウンロードを押します。ZIPはツール間で共有するファイルマネージャーにも保存されます。
分割数・余白・対象ページ
- Tiles per page
- 1ページから作る等しい部分の数です。
2と3は帯状、4・9・16はそれぞれ2 × 2・3 × 3・4 × 4の格子です。8は2 × 4、12は3 × 4で、分割数の多い方向がページの長辺に沿います。2の場合、縦向きページは上下、横向きページは左右に分かれます。 - マージン (ポイント)
- 初期状態は空欄で余白なしです。0 pt以上を入力でき、矢印は0.5 pt刻み、処理時は小数第2位まで使います。
12.5は12.5 ptで、固定の最大値はありません。72 pt = 1 in、約28 pt = 1 cmです。pt値をもとに白い縁を作り、各部分のページ寸法を変えずに内容を縮めます。A4を4分割して20ptを指定する例では、図面の縦横は元の約87%になります。余白を大きくするほど絵柄に使える範囲は小さくなります。 - ページ数 (オプション)
- 空欄は全ページです。
2,4や1-3,5のように番号と範囲をカンマで区切ります。範囲は小さい番号から大きい番号まで両端を指定し、5-や文書の最終ページを超える番号は使えません。指定しなかったページはZIPに入りません。
A4ページを分割したときの寸法
縦向きA4(595 × 842 pt、約210 × 297 mm)を分けた場合の列数・行数と、1部分の寸法の目安です。小数は必要に応じて丸めています。横向きページでは列と行が入れ替わります。
- 2分割
- 1列 × 2行。各595 × 421 ptで、A5横向き相当
- 3分割
- 1列 × 3行。各595 × 281 pt
- 4分割
- 2列 × 2行。各297.5 × 421 ptで、A6相当
- 8分割
- 2列 × 4行。各297.5 × 210.5 ptで、A7横向き相当
- 9分割
- 3列 × 3行。各198 × 281 pt
- 12分割
- 3列 × 4行。各198 × 210.5 pt
- 16分割
- 4列 × 4行。各149 × 210.5 ptで、A8相当
ZIPに入っているもの
対象が1ページでも出力はZIPです。選んだ元ページごとにPDFが1個入り、ファイル名に元のページ番号が付きます。各PDFの1ページ目は、原寸のページに赤い破線で切断位置を示した全体図です。その後、左上から行ごとに各部分が続くため、4分割なら1ファイルに計5ページ入ります。
画面で見える向きに合わせて分割します。90°回転して保存されたページも、表示される横向きページとして扱います。ページ内容を使いますが、コメントやフォーム欄などの対話的な注釈は引き継ぎません。元のタイトル・著者のメタデータも出力PDFにコピーされません。
例:A2の図面をA4で印刷する
A2ページは約420 × 594 mm(1191 × 1684 pt)です。Tiles per pageを4にすると各部分は595.5 × 842 ptで、A4縦向き相当になります。A判の同じ原稿を2で分ければA3 2枚、8ならA5 8枚、16ならA6 16枚相当です。
各部分は100%または原寸で印刷します。用紙に合わせる印刷ではさらに縮小され、組み立て後の縮尺が変わることがあります。図面の原寸を保つ場合はマージン (ポイント)を空欄にし、絵柄が欠けずに印刷できるプリンターを使ってください。
余白を決める前にプリンターの印刷可能領域を確認します。白い縁は切り取りや接合に使えますが、図面自体も縮みます。まず1部分を印刷し、接合する辺の白い縁を切り、全体図を見ながら組み立てます。
A2原稿をUS Letterに印刷するなど、希望する用紙へ等分で収まらない場合はPDFポスターを使います。用紙サイズと倍率を指定して分割できます。
形式と処理の範囲
- 入力形式
- 出力形式
- 選択ページごとのPDFをまとめたZIP。各PDFは全体図と分割ページで構成
- ファイルサイズの上限
- 200 MB
- 1回の処理対象
- ファイル1個
- パスワード付きPDF
- 開く際にパスワードが必要なファイルは、先にPDFのロック解除で解除してください。
- 処理場所
- 当サイトのサーバーでpdfcpuを使い、1件の処理時間の上限は15分です。外部サービスやAIサービスは使いません。
- 透かし
- 追加しません。
- 保存期間
- アップロードと結果はゲストで48時間、無料アカウントで30日後に自動削除されます。有料プランではより長く保存できます。
よくある質問
分割数より1ページ多いのはなぜですか?
1ページ目は、原稿全体に切断線を示した組み立て用の図です。印刷した各部分を正しい順序に並べる参考になります。不要なら2ページ目から印刷します。
分割すると画質は下がりますか?
ページ全体を画像化せず、元の内容を使います。テキストはテキスト、ベクター図形はベクターとして残り、スキャンは元の画素を保ちます。マージン (ポイント)を付けると内容を縮めるため、予定する印刷寸法で確認してください。
ZIPの容量が元のPDFと同じくらい、または大きくなるのはなぜですか?
同じ元ページから作る部分は、1個の出力PDF内で画像やフォントを共有します。一方、元の複数ページで共有していたフォントが別々のPDFに重複する場合があります。容量はこれらのデータ、選択ページ、ファイルの書き直しに依存し、ZIPが元より小さくなるとは限りません。
ページの一部だけを相手に見せる用途に使えますか?
その用途には使わないでください。各部分にもページ全体の内容が残り、ページ境界の外側を隠しているだけなので、PDF編集ソフトで見えるようにできます。見せる範囲だけを渡すには、PDFを画像に変換してから画像を切り抜きます。
位置を指定するPDF切断とはどう違いますか?
N-downは決まった分割数で等分します。PDFの位置指定切断は0.25や0.5のようなページに対する割合で切断位置を決めるため、異なる大きさの部分を作れます。