PDFからテキスト(OCR)
スキャンPDFの文字を、コピーや編集に使える形にする
スキャンPDFをテキストに変換し、文章をコピーしたり、TXT・Markdown・Word文書として保存したりできます。必要なページだけ認識する設定や、読み取り後に確認したい箇所を説明します。
料金: 無料のオプションがあります。Proオプションや無料枠を超える利用にはクレジットが必要になる場合があります。詳細は下のガイドをご覧ください。
PDFから文字を取り出す手順
PDFを1つ選ぶ
PDFを選択を押すか、200 MB以下のPDFをプレビューへドロップします。他のPDFツールでアップロードしたファイルはアップロードから選べます。1回に処理するのは1つのPDFです。
読み取るページを確認する
プレビューの
4 / 12はファイル内のページ位置です。Pages (optional)に1-3,7などを入力します。空欄なら全ページを読み取ります。文書の言語を選ぶ
ドキュメントの言語の初期値はAuto-detectです。複数言語を含む文書にも使えます。文字の読み違いを比較したい場合は、文書の言語を指定して再認識します。
保存する形式を選ぶ
出力形式はPlain Text (.txt)が初期値です。見出しや箇条書き、表の構造を記法として残したい場合はMarkdown (.md)を選びます。
ユニット数を確認して実行する
設定の下に
選択ページ 12/12 · ユニット 2のように表示されます。Extract textを押し、結果が出るまでページを開いておきます。1回の処理には最大30分かかる場合があります。照合してコピー・保存する
Extracted textを原文と照合します。コピーでクリップボードへ、Download textでUTF-8の
pdf-ocr.txtまたはpdf-ocr.mdへ保存できます。DOCXは編集可能なWord文書です。結果は共有ファイルマネージャーにも保存されます。
言語・出力形式・ページ範囲の設定
設定には3つの項目があります。元のPDFは変更されません。
- ドキュメントの言語:Auto-detect
- Z.aiのGLM-OCRが言語や文字体系を自動判定します。手動の言語ヒントは渡しません。日本語と英語などが混在する文書でも、原文の言語のまま文字を取り出します。
- ドキュメントの言語:個別の言語
- 選択肢はEnglish、German、Spanish、French、Italian、Portuguese、Russian、Japanese、Chinese、Arabic、Hindiです。日本語ならJapaneseを選びます。Google Geminiが言語・文字体系・読む方向を手掛かりに判別します。同じ漢字を使う日中の文書や、右から読むアラビア語などで比較できます。他の言語の部分も原文のまま残します。
- 出力形式:Plain Text (.txt)
- 改行と段落を含むプレーンテキストです。箇条書きはハイフンで始まる行になり、認識された表は行ごとにセルをタブで区切ります。表計算ソフトへの貼り付けや、メール・検索用の文章に向いています。
- 出力形式:Markdown (.md)
- 見出しの
#、箇条書き、強調、表などをMarkdownの記法で残します。ノートアプリやWikiへ移す文書に使えます。通常のテキストエディタでは記法がそのまま表示されます。 - Pages (optional)
- 空欄は全ページです。
5-10や1-3,7のように、ページと範囲をカンマで区切ります。印刷されたページ番号ではなく、ファイル内の位置を指定します。認識とユニット計算の対象は選択ページだけです。重複したページは1回だけ数え、文書順に読み取ります。範囲は5-40のように両端を指定してください。存在しないページを入力すると、処理前に実際のページ数が示されます。
OCRユニットとクレジットの数え方
選択した10ページまでが1ユニットで、処理ごとに端数を切り上げます。1ページも10ページも1ユニット、11ページは2、37ページは4です。1-3,7 は4ページなので1ユニットになります。
60ページを 1-20、21-40、41-60 に分けても合計6ユニットです。一方、1-5 と 6-10 を別々に処理すると合計2ユニットになり、10ページを一度に処理した場合の1ユニットより増えます。長い文書を分けるなら10ページ単位にすると数えやすくなります。
利用量はアカウント単位、ゲストはIPアドレス単位で、直近1時間と24時間の枠に数えられます。無料で使えるのは両方の残りのうち少ない方です。ログイン済みなら追加1ユニットにつき1クレジットで利用できます。枠やクレジットが足りない場合はページを減らすか、以前の利用分が集計期間から外れるのを待ちます。
読み取りやすいスキャンを用意する
文字の鮮明さは、PDF内のページ画像によって決まります。
対応形式と利用条件
- 入力
- スキャンPDF・文字データを含むPDF
- 出力
- UTF-8のTXTまたはMarkdown、Word文書(DOCX)、クリップボードへのコピー
- アップロード上限
- PDF1ファイルにつき200 MB
- 1回の対象
- PDF1つ。全ページまたは指定ページ
- 利用量
- 選択10ページにつき1 OCRユニット。処理ごとに切り上げ
- 処理
- サーバーからZ.aiのGLM-OCRまたはGoogle Geminiへ渡して認識。1回最大30分
- 透かし
- 追加しません
- 当サイトでの保存
- アップロードと結果はゲスト48時間、無料アカウント30日後に自動削除。有料プランではより長く保存できます
よくある質問
元のPDF内を文字検索できるようになりますか?
このツールは文字をTXT・Markdown・Word文書として取り出します。PDFへ検索用の文字層を追加する処理ではありません。元のレイアウトが必要な場合はPDFも保管してください。
PDFの文字起こしは無料で使えますか?
無料のOCRユニット枠内で利用でき、透かしは追加しません。Extract textを押す前にユニット数が表示されます。枠を超える場合は対象ページを減らす、枠が空くのを待つ、またはログインして追加1ユニットにつき1クレジットを使う方法があります。
文字や数字の読み違いをどう確認すればよいですか?
ぼけ・傾き・薄い文字は誤認識の原因になります。0 と O、1 と l、rn と m などを含む名前、金額、日付、管理番号はプレビューと照合してください。ドキュメントの言語をAuto-detectと個別言語で切り替えるとGLM-OCRとGeminiを比較できます。個別言語同士の変更ではGeminiのままです。再実行にもユニットを使います。
PDFは外部のサービスへ送られますか?
はい。サーバーから、Auto-detectではZ.aiのGLM-OCR、個別の言語ではGoogle GeminiへPDFを渡します。Geminiの利用枠・頻度の制限時には同じ認識リクエストをOpenRouter経由で処理します。上記の保存期間は当サイトのファイル保管に関するもので、外部サービスの保存方針を表すものではありません。
日本語など、選んだ言語へ翻訳されますか?
翻訳は行いません。ドキュメントの言語は、判別しにくい文字を読み取るためのヒントです。別の言語を含むページでも、各部分を原文の言語のまま取り出します。
処理できないPDFにはどのようなものがありますか?
認識前にページ数を読み取るため、開くときにパスワードが必要なPDFは先にPDFロック解除で解除します。白紙など、選択ページから読み取れる文字が得られない場合は、文字を抽出できなかったことが表示されます。