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動画クロップ

黒帯を取り除き、見せたい範囲を切り抜く

動画のクロップは、画面の周囲を切り取って構図や縦横比を変える操作です。再生時間はそのままに、黒帯を除去したり、横長の動画から縦長の範囲を残したりできます。切り抜いた部分を拡大する処理は含まれません。

料金: 無料で利用できます。ファイルサイズと利用回数には上限があります。

動画を切り抜く手順

  1. 動画を1本選ぶ

    クロップするビデオをアップロードを押すか、プレビューにドロップします。MP4、MOV、M4V、MKV、WebM、AVI、MPEG、OGVに対応し、上限は200 MBです。別のツールで使った動画はアップロードから選べます。プレビュー下には1920x1080pxのように元動画のサイズが表示されます。

  2. 必要なら縦横比を選ぶ

    1. Crop boxで9:16や1:1を選びます。比率を押すと中央に新しい枠が置かれるため、位置調整より先に選びます。各辺を自由に動かす場合はFreeのままにします。

  3. 枠の位置と大きさを調整する

    枠の外側は暗く表示されます。枠の内側をドラッグすると移動し、8つのつまみで大きさを変えられます。スマートフォンの指操作にも対応します。正確に指定するなら幅・高さ・X・Yにピクセル値を入力します。

  4. 動画全体を確認する

    再生を押し、ループする動画を確認します。枠は全編で同じ位置に固定されます。被写体が途中で枠から出ないか確認しましょう。

  5. 切り抜いて保存する

    Crop videoを押します。処理後は結果を通常のプレーヤーで再生し、ダウンロードできます。Continue editingで元動画の枠に戻れます。結果はアップロードにも入り、他のツールで使えます。

切り抜き枠の設定

数値は元動画の左上を基準とするピクセル値です。動画を開いたときは、幅と高さの各70%を覆う枠が中央に置かれます。

Free・1:1・4:3・16:9・9:16・4:5
初期設定のFreeは比率を固定しません。後でFreeを押すと、枠を残したまま固定を解除します。比率を選ぶと、収まる側の75%を使う中央の枠に置き換わります。1920 × 1080 pxなら1:1は810 × 810 px、9:16は454 × 810 pxです。つまみを動画の端まで動かしても比率を保ち、幅か高さを入力するともう一方も連動します。
幅・高さ
完成動画のサイズです。20 pxから元動画のサイズまで指定でき、奇数は偶数に切り下げます。1079 pxなら1078 pxです。H.264などの一般的な4:2:0映像では偶数の寸法が必要になるためです。入力値は欄から離れるかEnterを押したときに確定します。
X・Y
枠の左上の位置です。X 0 px、Y 0 pxは動画の左上を指します。右端や下端から枠がはみ出す値は、収まる最大値に調整されます。
リセット
幅と高さの各70%を覆う中央の枠に戻し、比率をFreeに戻します。表示中の結果も解除します。

黒帯を数値で切り取る例

異なる縦横比の枠に映像を収めた動画では、周囲に黒帯が入ります。目測で枠を動かすほか、映像と枠の比率から切り取り値を計算できます。

左右に黒帯がある場合。 1920 × 1080 pxの中に4:3の映像があると、映像の幅は1080 × 4 ÷ 3=1440 px。左右に240 pxずつ余ります。幅を1440、高さを1080、Xを240、Yを0にします。

上下に黒帯がある場合。 1920 × 1080 pxに2.39:1の映像が入っていると、映像の高さは1920 ÷ 2.39≒803 pxで、各黒帯は約138 pxです。幅を1920、高さを800、Xを0、Yを140にします。圧縮で帯の境目に細い灰色の線が残っている場合は、映像側へ1〜2 pxほど切り込むと取り除けます。

途中で黒帯の幅が変わる動画では、最も小さい映像範囲の内側に枠を収めます。そうしないと、場面によって黒帯が残ります。

画質・容量・解像度への影響

全フレームの寸法を変えるため、映像は必ず再エンコードします。MP4・MOV・M4VはH.264、CRF 22、一般的なyuv420pで保存します。ダウンロード完了前から再生を始められるfast startも使います。CRF 22は標準値23より品質を優先しますが、暗い場面や細かな模様には圧縮の影響が出る場合があります。MKVは標準設定のH.264、WebMはVP9です。

AVI・MPEG・OGVは元の形式を保ち、MPEG-4 Part 2・MPEG-1・Theoraで保存します。解像度に合わせた品質設定を使いますが、再圧縮による細部の変化は元動画や場面で異なります。同じ表示サイズで結果と元動画を比べてください。MP4形式が必要なら、結果を動画からMP4へ渡せます。

出力は指定した幅 × 高さそのもので、拡大縮小しません。1080 × 1920 pxなどの決まった寸法が必要なら動画リサイズで調整します。小さく切り抜いた映像を拡大しても、失われた細部は増えません。

対応形式と利用条件

入力形式
MP4、MOV、M4V、MKV、WebM、AVI、MPEG/MPG、OGV
出力形式
入力と同じ形式。MP4はMP4、MOVはMOVです。
映像コーデック
MP4・MOV・M4V:H.264、CRF 22。MKV:H.264。WebM:VP9。AVI:MPEG-4 Part 2。MPEG:MPEG-1。OGV:Theora。
出力サイズ
切り抜き枠のピクセル数。拡大縮小なし。
容量上限
1本につき200 MB
処理単位
動画1本ずつ
音声
すべての音声トラックを再エンコードせずにコピーします。
処理場所
当サイトのサーバーでFFmpegを使用。AIサービスへ送りません。処理時間の上限は15分です。
透かし
追加しません。
保存期間
動画と結果はゲストで48時間、無料アカウントで30日後に自動削除されます。有料プランでは長く保存できます。

よくある質問

切り抜いた動画の容量が元より大きいのはなぜ?

再エンコードするためです。MP4・MOV・M4VのCRF 22は容量より品質を優先します。SNSから保存した強く圧縮済みの動画やH.265のスマートフォン動画では、画素数が減っても容量が増える場合があります。動画圧縮で小さくできます。

横長の動画を縦長の9:16にするには?

9:16を選びます。1920 × 1080 pxの動画では454 × 810 pxの枠になります。高さ全体を使うなら高さに1080を入力するか、角のつまみを外へ広げます。幅は約608 pxに連動します。Xは0〜1312 px、中央なら656 pxです。被写体に合わせて枠を移動します。

スマートフォンの縦向き動画も切り抜けますか?

はい。スマートフォンは映像を横向きに保存し、向き情報で縦に再生する場合があります。このツールもその情報に従い、プレビュー、1080x1920pxなどのサイズ表示、枠を縦向きで扱います。選んだ範囲を縦向きのまま保存します。

再生時間や音声も変わりますか?

再生時間とフレームレートは変わりません。全編を残し、音声は再圧縮せずにコピーします。時間を短くする場合は、切り抜きの前後に動画カットを使います。

動く被写体に枠を追従させられますか?

枠は動画全体で固定です。被写体が大きく移動する場合は枠を広めに取るか、短いクリップに分け、それぞれの位置で切り抜きます。

動画はサーバーにアップロードされますか?

はい。動画をアップロードし、当サイトのサーバーでFFmpegによって切り抜きます。AIサービスには送りません。動画と結果は、上の利用条件に記載した保存期間が過ぎると自動削除されます。