動画回転
横向きの動画を直し、傾きや左右反転も調整する
横向きや上下逆の動画は90°・180°で直し、傾いた水平線は任意の角度で調整できます。左右・上下の鏡像反転にも対応します。変更は向きの情報だけでなく映像そのものに反映されるため、保存時は再エンコードします。直角以外では画像の四隅を保つため枠が広がり、空いた部分を指定色で埋めます。
料金: 無料で利用できます。ファイルサイズと利用回数には上限があります。
動画を回転する手順
動画を選ぶ
回転するビデオをアップロードを押すか、プレビューへファイルをドロップします。上限は200 MBです。別のツールで使った動画はアップロードから選べます。
90°単位で向きを直す
+90は時計回り、-90は反時計回りに90°加えます。2回押せば180°です。180は角度を180°に設定し、0は角度だけを0°に戻します。
傾きや鏡像を調整する
スライダーは−180°〜180°を1°刻みで動かせます。deg欄への数値入力も可能で、正の値は時計回りです。Flip Hは左右、Flip Vは上下を反転します。
プレビューを確認して適用する
角度と反転の変更はプレビューに反映され、再生で動きを確認できます。Apply rotationで実行します。0°または360°の倍数で反転もない場合は、変更がないため実行ボタンは無効です。
結果を保存する
完成後は処理済み動画を通常のプレーヤーで再生し、ダウンロードします。Continue editingは元動画へ戻って設定を保ちます。リセットは角度0°、両反転オフ、背景黒に戻します。
Rotationの各設定が変えるもの
- +90・-90
- 横幅と高さが入れ替わります。1920 × 1080 pxの横長動画は1080 × 1920 pxの縦長に変わり、切り取りや余白追加はありません。プレビューではプレーヤー内に収めて表示しますが、保存する動画は縦長・横長の映像そのものです。
- 180
- 上下逆の向きを直します。幅と高さは変わりません。加算ではなく、現在の角度を180°に設定します。
- スライダー・deg
- 初期角度は0°です。水平線の傾きなら2°や3°から調整できます。入力欄はスライダー外の値も受け付け、270°は−90°と同じ向きです。90°の倍数以外では四隅を切らずに枠を広げます。1280 × 720 pxのMP4は10°で1386 × 932 px、45°で約1416 × 1416 pxになります。補間で輪郭が少し柔らかくなることがあります。
- Flip H・Flip V
- 初期状態は両方オフです。左右の鏡像で文字が逆になった動画はFlip Hで直せます。両方オンの画像は180°回転と同じ向きです。任意の回転角と組み合わせられ、保存結果もプレビューの向きになります。
- 背景
- 初期色は黒の
#000000。直角以外の回転で空く四隅を埋め、90°・180°・270°には影響しません。透明にはできません。余白を取り除くなら回転後に動画の切り抜きで端を切り取ります。
形式・画質・音声への影響
映像のピクセルを回転するため、完成後の向きはプレーヤーが回転フラグを読むかどうかに依存しません。スマートフォンの向き情報を持つ動画も、プレビューで見える向きを基準に調整します。完成ファイルに回転フラグは残りません。MOVはMOV、MP4はMP4というようにコンテナ形式を維持します。
映像は必ず再エンコードします。MP4・MOV・M4Vは8ビットのH.264、CRF 22で保存し、音声はそのままコピーします。HEVC・ProRes・10ビットHDRの入力も、標準的な8ビットH.264になります。
ほかの形式はFFmpegのコンテナ別標準エンコーダーを使います。WebMはVP9+Opus、MKVはH.264+Vorbis、AVIはMPEG-4 Part 2+MP3、MPEGはMPEG-1+MP2、OGVはTheora+Vorbisです。これらは音声も再圧縮します。設定は形式ごとに異なり、AVI・MPEG・OGVではほかの対応形式より細部が失われやすくなります。
複数の音声トラックがあっても残るのは1つです。メタデータの削除機能はなく、スマートフォンが記録したGPS位置などが引き継がれることがあります。
対応形式と利用上限
- 入力
- MP4、MOV、M4V、WebM、MKV、AVI、MPEG/MPG、OGV
- 出力
- 入力と同じコンテナ形式
- 容量上限
- 1動画につき200 MB
- 処理単位
- 1動画ずつ
- 処理
- 自社サーバーのFFmpegで実行し、外部サービスへ送りません。1処理の上限は15分です。WebMのVP9エンコードは処理量が多くなることがあります。
- 透かし
- 追加しません。
- 保存
- 入力と結果はゲスト48時間、無料アカウント30日で自動削除。有料プランでは長く保存できます。
よくある質問
MOV動画を90°回転するには?
MOVを選び、時計回りなら+90、反時計回りなら-90を押し、Apply rotationを実行します。幅と高さが入れ替わったMOVとして保存し、映像はH.264、音声は元のままです。
回転するとファイルが大きくなったり小さくなったりするのはなぜですか?
容量は再エンコードの設定で決まります。効率よく圧縮されたHEVCの動画はH.264 CRF 22に変えると大きくなることがあり、高ビットレートの動画は小さくなることがあります。さらに小さくしたい場合は動画圧縮を使います。
回転で画質は落ちますか?
再エンコードは非可逆圧縮で、見える変化は元動画によって異なります。任意角度では補間も加わり、輪郭が柔らかくなることがあります。90°単位はこの補間を避けますが、再圧縮自体は行います。特にAVI・MPEG・OGVの結果では細かな模様や階調を確認してください。
このツールで動画を逆再生できますか?
ここで変えるのは映像の向きで、フレームの時間順は変えません。逆順に再生する動画は動画逆再生で作成できます。
回転と一緒に位置情報を消せますか?
回転後の結果を動画圧縮へ渡します。詳細エンコーダーのメタデータを削除は初期状態で有効です。結果はアップロードにあるため再アップロードは不要ですが、圧縮時にもう一度映像を再エンコードします。